<ニュース>夏休み期間も開室。東京・阿佐ヶ谷の『日曜学童』

学童と言えば、月曜日~土曜日での預かりが一般的です。しかし、仕事内容によっては日曜日に仕事をしなくてはならない方もいます。

「日曜日に働く必要があるのに、子どもを預ける場所がない」とお困りの方の声を受け、杉並区・阿佐ヶ谷に4月にオープンしたのがこの『日曜学童』です。

こちらの『日曜学童』は、阿佐ヶ谷駅徒歩3分の「親子カフェほっくる」で毎月第3日曜日に開室しており、杉並区内・区外かかわらず預かってもらえます。仕事だけでなく、子育ての合間の少しのリフレッシュ時間を作りたいといった目的で預けられるのもありがたいですね。

夏休み期間にあたる8月は、第2日曜日~第4日曜日も開室予定とのことです。

今回コドモトレポーターが、運営者の吉井さんに『日曜学童』の活動の様子や利用方法についてうかがってきました。吉井さんのお話からは、子どもたちが安心して過ごせる居場所を作っていきたいというあたたかい気持ちが伝わってきました。

『日曜学童』は預け先に困っているという声から

もともと吉井さんが友人と開催していた親子向け食事会に参加されていた方のお悩みからこの事業がスタートしたとのことでした。
「日曜日に仕事があるのに、子どもの預け先がほとんどなく、親にも毎週は預けにくい」という声から、地域の方の力を借りて開室することになったそうです。

まったりした雰囲気で過ごす日曜日な学童

スタッフは現在、運営者の吉井さんがメイン。普通の学童のように遊んだり、宿題をしたり、”日曜日だし”ということでおやつを食べたり、公園に行ったりしています。

「今日は何をしよっか~」と学童に来ている子どもたちと話ながら、少し日曜日らしいまったりとした雰囲気もあるそうです。

おこづかいを持って昔ながらの駄菓子屋さんにお買い物

希望者にはお昼のお弁当を用意している『日曜学童』。
お弁当は近隣の飲食店で購入しているそうです。おやつも近隣のお店に頼んで持ってきてもらったり、近くに買い物に行ったりします。
昔ながらのおばあちゃんがやっているような駄菓子屋さんが近くにあるそうで、そこまでみんなで買いに行ったこともあるそうです。

利用には事前登録が必要

『日曜学童』を利用するには、HPのお問合せフォームでまず連絡します。利用登録前にオンラインあるいは直接、お子様の様子をうかがいます。その後契約書を交わし、利用登録完了となります。
事前に会場の見学や相談も気軽にできるそうなので、気になる方はぜひ連絡してみてください。

基本は毎月第3日曜日開室

預かってもらえる子どもの年齢は小学1~3年生。基本は毎月第3日曜日 午前8時~午後6時で開室します。
料金は、1時間1,000円で、午前8時~9時は1,500円。利用時間は3時間から。利用するために通常入会金が5,000円必要ですが、8月21日のイベントに参加する場合は入会金なしの参加費だけで参加できます。また、イベント参加していただいた方で引き続き日曜学童をご利用いただける方は、入会金1,000円割引の特典があるとのことでした。

8月は第2~第4日曜日に開室

夏休み期間の8月は第2~第4日曜日に開室予定となり、8月21日にはイベント実施も検討されているそうです。イベントは親子で参加できるので、預けることを検討されている方もそうでない方も、夏休みの思い出作りに訪ねてみるのもよいですね。

日曜学童
住所 親子カフェほっくる(東京都杉並区阿佐谷南3丁目37−9 YS ディセンダンツビル 3f)
HP https://nichiyougakudo.hp.peraichi.com/