はじめての雪遊びは何をする?服装・持ち物・楽しみ方の疑問解決します


お子さんのよちよち歩きも安定してきて外遊びが楽しめるようになってきたら、そろそろ雪遊びデビューしてみませんか?興味はあるけれど、何から調べていいのか分からない…。そんなママ・パパの疑問にお答えします。

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雪遊びデビュー、いつから?なにする?

「雪遊び」といっても年齢によって遊び方はいろいろ!ソリやスキーも良いですが、雪道を散歩したり、雪の上に座ってみたり、おままごとだけでも十分楽しめます。

小さなお子さんでも小学生でも、あまり気乗りしない場合には、無理に雪で遊ばせようとしすぎないことが肝心です。「せっかく来たんだから」と思うのは親心ですが、まずは冬を一緒に楽しむところから始めてみてください。

雪デビューは何歳から?


雪の上は寒いので無理は禁物。とはいえ、ホテルやコテージをとってのんびり遊べるのなら、おすわりのできる月齢から楽しめます。
雪の感触を楽しんだり、冷たさを感じるだけでもOK。お天気のいい日なら、ベルト付きのソリに座らせて、一緒に冬のお散歩も楽しそうですね。

お砂場遊びの感覚で雪だるまを作ったり、おままごとしたりも楽しいですよ。長時間雪の上に座っていると体が冷えてしまいますので、バンボやアウトドア用の断熱マットなど、お尻の下に敷くものがあると便利。シャベルやカップなど、お砂場遊びグッズもお忘れなく!

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スキーやスノーボードは、いつから?

「最初はスクールに入れて基本を。」という場合、子ども向けコースは幼児(4歳程度)から受け入れているところと小学生以上のところがあります。

スキー場によってスクールの形式や時間の長さは様々。保護者の同伴が可能なところもあれば、完全に親子分離できるお子さんのみ受け入れているところもありますので、まずは問い合わせてみてください。

ママ・パパが一緒に滑って教えてあげられる場合には、ファミリー向けのスキー場を選ぶのはもちろんのこと、雪質の良い比較的空いているスキー場を選んでください。初めのうちは思いもよらない方向に滑っていってしまうこともあります。まずは安全に止まる(転ぶ)ことから教えてあげてください。

こんな遊びもあります♪


まだスキーは早いかな?と思うお子さんには、ストライダー遊びもオススメです。レンタル品を使わなくても、お持ちのストライダーに専用のオプションパーツを取り付けるだけでOK!雪の上でもグイグイ進みますので、平らな雪面をスイスイ進むだけでも楽しいですよ♪
雪の上はスピードが出すぎてしまう時があるので、ヘルメットを被って遊んでくださいね。

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遊び方が決まったら準備をしよう!

何を着せればいいの?


年齢や遊ぶ環境によっても多少異なりますが、雪遊び時は重ね着で調節できる動きやすい服を選んでください。汗をたくさんかくので、予備の下着や着替えもあるといいですね。その他の基本セットは、ウエア上下・防水素材の手袋・雪遊び用の防水靴・帽子の4点セットです。

短時間の雪遊びなら小さいお子さんはロンパースダウンでもOK。防水でない場合は、上からレインウエアやお砂場着などを着せておくと安心です。

靴濡れ防止!あると便利なレッグカバー


雪遊びに付き添うママ&パパさんにも、あると便利なのが靴の上から履くレッグカバー。お子さんの場合、ハイカットのスノーブーツでも高さが20cmぐらいしかないので、遊んでいると靴の中に雪が入ってきてしまうことが多々あります。

レッグカバーは靴に引っ掛けて履くので遊んでいても脱げにくく、靴とウエアの隙間を上からカバーしてくれるのでとっても便利。新雪にズボッと埋まってしまった場合なども安心です。
普段よりも厚めの靴下を履かせておくのもポイント。スノーブーツを履いていても、足先はどうしても冷たくなりがちですので、スポーツ用の厚めのハイソックスをお忘れなく!

汗冷え対策も忘れずに



寒い季節に外でたくさん動く時には、ウール素材など、暖かく・調湿性のある下着が推奨されています。屋外スポーツ用のものだと90cmぐらいのサイズから販売されていますが、小さなお子さんはチャイルドシートで汗をかきやすく、何枚も揃えるのは大変ですよね。
そこでオススメなのが、背中に入れるタイプの汗かきタオル。たくさん遊んだ後は、タオルを抜いてあげるだけで汗による体温低下を防いでくれます。

流行りのヒート素材は汗でビショビショ になってしまうタイプが多いので、ご注意ください。小学生でも、ガーゼタオルを1枚入れておくだけで、ランチタイムに着替えの必要もなくなり、快適にすごすことができると思います。

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雪遊び関係のお買い物で、注意することは?

ウエアはレンタルでもOK!サイズ選択は、ぜひ試着を。


最近はお子さん用のレンタルウエアのサイズも豊富になってきていますので、無理に購入する必要はないと思います。ただし、在庫には限りがありますので事前予約は必須。サイズが分からない場合には、今来ている洋服のサイズよりもワンサイズ大きめが無難です。

できれば、購入の予定がなくても1度は専門店に足を運び、お子さんのウエアサイズを確認しておくといいですね。メーカーによって裾や袖がアジャストできるタイプのものもありますので、レンタルする際にはスキー場の方にいろいろ相談してみてください。

シーズン後半は、品切れに注意!


雪の上での歩きやすさを左右するので、スノーブーツだけは新品の購入がオススメです。デザインやブランドにこだわらないのであれば、スキー場に向かう途中で市街地のベビー用品店などに寄ると、大抵のものは揃えられます。ただし、1月下旬以降のシーズン後半は売り切れに注意!

ゴーグル、帽子、手袋などの細かい備品の準備はもちろんですが、スキー場近辺はオムツが手に入りにくいこともあるので、多めに持っておくと安心です。

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雪遊びデビュー、おすすめ場所はどこ?

お子さんの年齢や遊びの種類によって選んでいただくのが一番です。そり遊びや雪の感触を楽しむのでしたら、キッズバークのある高規格スキー場がおすすめ。屋内の休憩室や授乳・オムツ替えに便利なところがいいですよね。

首都圏からのアクセスが便利なところは人気もあり、混んでいることが多いので、空いているところでのんびり楽しみたい場合には、クチコミをよく確認して規模が小さめのところを選んでみてください。探してみると、小学生以下はリフト券無料のゲレンデもありますよ♪(※スタッドレスタイヤのレンタルもあります。詳細はコチラ。)

新潟県:GARAスキー場


新幹線の駅直結で好アクセスなのはもちろん、日帰りでも利用できるプールや温泉、休憩室も完備。ゴンドラ山頂のレストハウスには予約制のキッズルームもあり、子どもと一緒でもゆっくりと休めます。かさばる荷物は自宅からGARA湯沢宛に送ってしまうこともできるので、新幹線での移動も楽ちんです。
https://gala.co.jp/winter/

群馬県:軽井沢スノーパーク


「ウェルカムベビーのお宿」認定プレジデントリゾート軽井沢に併設する施設で、ホテルを予約すると、軽井沢駅から無料送迎バスを利用できます。レンタル品も充実しており、ゴーグルなどの小物類が無料になるプランもあり⁉︎温泉やプールもあるので、おじいちゃんおばあちゃんも一緒に楽しめます。
https://www.presidentresort.jp/snowpark/

長野県:斑尾高原スキー場


動く歩道付きの雪遊びゾーン「キッズパーク」は、屋内キッズスペースを併設。お天気が荒れてきた時は、暖かい室内でのんびり遊んでいられます。また、スキー場隣接の斑尾高原ホテル中には、1歳から利用可能な託児室も設置。上の子のスキーに付き添う間に下の子はお昼寝を…という時などに、とっても便利なサービスです。
https://www.madarao.jp/ski

神奈川県:相模湖プレジャーフォレスト「スノーパラダイス」


ソリ遊びゲレンデと雪遊びコーナーのある人工雪施設。周辺道路は基本的に年間を通じてほぼ凍結しないので、ノーマルタイヤでOK。さがみ湖リゾートプレジャーフォレストの入園料が別途必要です。
https://www.sagamiko-resort.jp/snow/

埼玉県:狭山スキー場


西武球場前駅から徒歩3分。所沢市街にあるので基本的にノーマルタイヤでOK。屋内の全天候型スキー場だから雨の日でも楽しめます。
https://www.seibu-leisure.co.jp/ski_web/index.html